「月送涼」 月涼を送る
初秋になるとじりつく様な暑さが徐々に和らぎ、寝苦しい夜が減っていくものです。そんな夜ふと空を眺めると、月が流れる雲に扇がれて何とも涼やかに浮かんでいる。そんな情景を思い浮かべて書きました。
実際の暑さを物理的に解決する事よりも目に、音に暑さを和らげる工夫が先人の知恵には見受けられます。それは決して気を紛らわせるだけで無く、色々な変化を感じ取れる豊かな心を育んでいく為にとても大切なことではないでしょうか?
満ち足りすぎた現代人に「少欲知足」を教えてくれるものは自然の中に沢山あります。
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