先日京都伊右衛門カフェ様にて精進料理のご試食と禅が大切に考える「精進」のお話を皆様にさせていただきました。
季節の食材を駆けずり回って集める、手間をかけて作る、食べる方を思って作る、所作を綿密にすることが本当の意味での「おもてなし」ではないでしょうか?相手を思った細やかな気配り、自分と他人の垣根を越えて一体となるよう努める「自他不二」の精神を形骸化させてはいけないと思うのです。
何のために人と人が様々な形で交わるのか?その本質はマニュアルなんかでは分かりませんよ。其々が見つめなければなりません。料理一つとってもそうそこでの経験はありとあらゆる事に応用できるのですから。貴重な経験を有難うございました。