「葉々起清風(ようようせいふうおこる)」
5月からの月替わり禅語御朱印はこちらです。「相送って門に到れば修竹あり。君が為に葉々清風を起こす」育った弟子の門出を祝う師匠の気持ちとはこんな感じなのでしょうか。私が修行道場から自坊に帰るとき、風がより爽やかに、また背中をおしてくれているように感じました。
何か特別なもてなしや、贈り物を戴くわけではなく、ただ門の前で師匠である老師様がそこから見え無くなるまで門送(もんそう)してくださる。それだけでも有難いことです。今、必要以上にべったりしていることはありませんか?
サラッと「行ってこい!」それだけの方が心強いこともあるのですよ。そんなご縁を皆様に、皆様のお越しをお待ちしております。